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日本各地に祀られている神様のご紹介。
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もともと宗像三女神は、北九州地方の筑紫の国を基盤とする海女集団の宗像君の信望する海の神であった。
そんな地方神としての海の神が大いに霊威を発揮して神威を高めたのは、朝鮮半島や中国大陸との交流が盛んになる4世紀末頃である。
九州と朝鮮半島の間にある玄界灘は、常に危険をはらむ荒海である。
そのため朝鮮半島へ向かう大和朝廷の使者は、海路の玄関口に鎮座する宗像三女神に奉幣し
航路の安全を祈願した。
こうして中央の大和政権と結びつくことによって国家神となり、日本を代表する海の神となったのである。
宗像三女神を信望していた宗像君一族は、そもそも航海を得意とする外洋航路型・海外志向型の海女族だったという研究者の説もある。
そうした要素も踏まえて、この女神の役割をひと言でいえば「古代の国際交流の守神」といった側面をもっていたといえる。
また、その霊威は古来、道の神として信仰され、大陸に渡った遣唐使なども出航の前に
必ず交通安全を祈願したのである。
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